船生かぶき村 かわら版 令和5年3月1日

【船生かぶき村・新情報】

 さぁ、始まり、始まりぃ…。令和五年、三月一日、三月公演の初日だよ。

初日は、昨日二月二十八日号で紹介した、『弁天の月の唄』ですぞ。

かく言う私くし、三咲てつやも、客の一人として客席の後ろの方に陣取って、芝居をジックリ見せて頂くつもりです。

 勿論、第二部の『舞踊ショー』では、何時もの通りラスト前に、歌を唄わせて頂きます。

曲は、大好きな『赤垣源蔵徳利の別れ』です…。

【★楽屋つれづれ草…】

 鎌倉時代、吉田兼好が書いた随筆集『徒然草』にちなんで書くつもりです。

「つれづれなるままに」とありますが、現代風に言えば気の向くままにといった感じでしょうか。

 兎にも角にも、今は眠気と闘いながら頑張っています。と言うのは、劇団さんが乗り込んできたのが

二月二十六日の、明け方四時頃でしたので、それから一時間以上、挨拶を交わしたり思い出話をしたりとか、やっと眠りについたのが、夜空が白む頃でした。こうして、この『かわら版』を書いているので、眠気も疲れも、忘れて書いていますから御安心下さい。

そんな時だからこそ、エッセイを書く事が薬になり、心が落ち着き、漲(みなぎ)る力も湧いてくる。

エッセイって素晴らしい。『かわら版』を書くのは、私の、小さな幸せの時間です…。

【★思い出の五行ポエム】

『平成二十八年十二月八日。』

明日十二月九日は、三咲てつや、七十三歳の誕生日だ…

思い出に残る幾星霜…

子供の頃、役者を目指した頃…

劇団の旗揚げをした頃、かぶき村杮落しの頃…

【★てつやの塩谷町散歩】

『焼き鳥・八角』

 孫弟子、『三咲大樹』の、お祖父ちゃん事を 私は、『大樹爺』と呼んでいる。

大樹爺と私は、時々『焼き鳥・八角』へ行く。

酒が好きな私は、毎回。酒を一杯(一合)飲むのである。

可愛いものでしょう。ちなみに、大樹爺は、接待者として自重し、酒は呑まなかった。

気の毒な限りです。

『スーパー・ダイユー』

 玉生にあるスーパーマーケットである。

私も、週に一回の割合で買い物に出かけるのだが、

一、仏様の花。神様に備える御榊。

二、ジュース。お菓子。

三、時々、安いお刺身・安い焼肉。

四、恥ずかしながら禁煙できずに煙草を買い、

五、美味しい水。美味しい牛乳などを買う。

 我ながら、慎ましい買い物ですが、それなりに楽しんでいます…。

【★カラオケ会を訪ねて…。】

 今年の営業(セールス)の柱である

少なくとも、週一回は各・カラオケ会の会長を訪ねて、『船生かぶき村』への御来観を依頼する。

 先ずは、三咲きよ美を代表とする今月の劇団、山脇広大、小山晶士、妃咲ひなた、妃咲ほたる、

藤美匠、秋川美保、三咲さつき、三咲梨奈などの舞台を観て頂く様に、しっかりとセールスを

しなければなりません…。

【★本日の一筆…】

 今は亡き、『立川談志』師匠の思い出を辿る。

私と、師匠の初めての出会いは、沢竜二先生の『全国座長大会』の時でした。

その時の芝居は『人生劇場』でしたが、芝居が終わって第二部の『舞踊ショー』の化粧をしていると、

一部の芝居で、無所帰りを演じていたのは、どの座長ですかと聞かれ、私ですと応えると

いやぁ、良かった。友達になってくれと言って下さったのがきっかけでした。天下の立川談志が友達ですよ。

信じられますか…。

てつやの五行ポエム 2017/03/08

今日は、父ちゃんの月命日…、

            月命日には、お灯明を上げ…、

                        花と線香を、お供えし…、

                                  鐘を鳴らして、手を合わせ…、

                                              昔を思い、父ちゃんと語り合う…。

てつやの言葉遊び・・・2017/03/08

『日東書院・臼田甚五郎監修・ことわざ辞典』

古今東西を問わず、『ことわざ』は、人生の『道標(みちしるべ)となる言葉が多い。

我々大衆演劇に生きる者にとっても、ことわざを使ったセリフが多く使われています。

それどころか、諺自体が芝居のタイトルになっている事もあります。

たとえば、

『情けは人の為ならず』『蝮の子は蝮』『馬鹿でも総領』『遠道は近道』『大器晩成』『親の恩より師の恩』『親の甘さが毒になる』

という様に、先人の言葉は、生きていく上に無くてはならぬ『名言』が多い…。

劇団暁 ヒストリー 2017/03/08

【三咲てつや著・楽屋つれづれ草より。】

『2005,07,18(月曜日)』

 この日は、一昨日の土曜日に収録したUHBテレビ『定山渓温泉を彩る劇団暁』が放映される日だ。そして17時55分。

『スーパーニュース』が始まる。

やがて18時15分。

ホストアナウンサーによる「さぁ今度は、定山渓温泉を彩る大衆演劇一座を紹介します…」の言葉で、

劇団暁の出番だ。最初は『三咲暁人』が活躍する『秋葉の子守歌』。

つづいて、夏樹の華麗な女形、春樹の立役、やがて夏樹・春樹へのインタビュー、酔いしれる客席が映る。

最後に夜の『ファンの集い』の様子が流れたが、とうとう、私の姿は映っていなかった。

〜ざんねぇ〜ん〜

この時の、『山渓苑』公演は、北海道新聞の記事とUHBテレビの放映のお陰で集客人数が、前年対比1000人増の大成功を収めました…。

本日の一筆 2017/03/08

我が『劇団暁』は、平成6年11月11日のオープン以来、平成23年の愛知県名古屋市の『東海健康センター』公演までの17年間は、

私が建てた船生かぶき村で公演を続けて参りましたが、

平成23年8月から東京大衆演劇協会の篠原淑浩会長のコースを歩いております。

又、『船生かぶき村』には、東京大衆演劇協会の劇団をお預かりする事になりました…。

三咲夏樹を初めとする『劇団暁』を、会長にお預けした今は、会長から、お預かりした劇団さんを、

『夏樹・春樹・暁人・大樹』と思って面倒見なければと思っております…。

てつやの五行ポエム 2017/03/07

近松門左衛門も、長谷川伸・吉川英治も…、

             山本周五郎も、藤沢周平も…、

                      芭蕉も蕪村も、一茶も良寛も…、

                                言葉がなかったら、小説も書けず…、

                                           文字が無かったら、詩も書けなかった…。

 

てつやの言葉遊び・・・ 2017/03/07

『小学館・金田一京助著・学習用語辞典』

今日の言葉遊びは、か行の『かい』という文字で、遊んでみます。

まず『かいき』と言っても、会期、回帰、回忌、怪奇、皆既、開基、会規、快気、などがあり。

『かいぎ』となると、会議、懐疑、快技、海技、回議などがある。

又、『かいどう』という字には、こんなものがある。

街道、海道、海藤、会堂、会同、皆藤、怪童。と、結構多いものである。

この様に、あ行からわ行までおびただしい数の文字と言葉。長い歴史に育まれた文字が、

私達の文明を開いた事に思いを馳せ、先人の努力に感謝している毎日です…。

劇団暁 ヒストリー 2017/03/07

【三咲てつや著・楽屋つれづれ草より。】

『2005年7月13日(金曜日)』

今日の北海道新聞の北海道版の3分の2の紙面に『定山渓温泉を彩る旅の一座』の文字が躍った。

我が劇団の活躍を紹介したのである。

紙面には、夏樹の艶やかな女形と、春樹の颯爽とした舞姿。名子役暁人君の可愛い舞台姿。

男優人が熱心に化粧する姿。そして感動の拍手をする客席の様子。

何より取材の中で力強い記事を書いてくれた、記者の『細川智子』さんの筆の力で、素晴らしい記事になっていた。

果たして、朝から『山渓苑』のフロントでは、予約の問い合わせや、山渓苑までのアクセツを尋ねる電話が殺到した。

また嬉しい事に、この記事を見たUHBテレビ(フジテレビ系)が、取材に来るというので、座員一同が色めき立ちました。

その事は、明日の、  〜このコーナーに続きます〜

本日の一筆 2017/03/07

今日の私は、朝から玉生の『ダイユー』にお買い物。神棚に飾るお榊と、仏壇に飾る花を買ってきました。

というのは、明日は父ちゃん(実は祖父)の月命日だからである。

父ちゃんは、平成元年一月八日に亡くなった人である。父ちゃんの好きだった『かまぼこ竹輪・お酒・グリコ牛乳』なども、買って来ました。

私はこれまで、一月八日の『祥月命日』は勿論。毎月の『月命日』にも、仏壇には、新しい花を飾っています…。

てつやの五行ポエム 2017/03/06

処女作『楽屋つれづれ草』は、札幌で…、

          二作目『桟敷は皆んなの楽天地』は、福島で…、

                        三作目『大衆演劇の灯よいつまでも』は、浅草で…、

                                    思い出を、辿(たど)って書いたエッセイ集…、

                                                  紡(つむ)ぐ喜び、胸の内…。