今日は、父ちゃんの月命日…、
月命日には、お灯明を上げ…、
花と線香を、お供えし…、
鐘を鳴らして、手を合わせ…、
昔を思い、父ちゃんと語り合う…。
今日は、父ちゃんの月命日…、
月命日には、お灯明を上げ…、
花と線香を、お供えし…、
鐘を鳴らして、手を合わせ…、
昔を思い、父ちゃんと語り合う…。
近松門左衛門も、長谷川伸・吉川英治も…、
山本周五郎も、藤沢周平も…、
芭蕉も蕪村も、一茶も良寛も…、
言葉がなかったら、小説も書けず…、
文字が無かったら、詩も書けなかった…。
処女作『楽屋つれづれ草』は、札幌で…、
二作目『桟敷は皆んなの楽天地』は、福島で…、
三作目『大衆演劇の灯よいつまでも』は、浅草で…、
思い出を、辿(たど)って書いたエッセイ集…、
紡(つむ)ぐ喜び、胸の内…。
江戸中期、九代将軍家重・十代将軍家治の頃…、
摂津の国に、生まれた蕪村…、
芭蕉を慕って、俳諧師となり…、
丸山応挙、伊藤若冲・池大雅と並ぶ絵師となり…、
旅は道連れ、さすらう文人…。
幕府の、逆鱗に触れ…、
反逆者として、処刑された歌麿…、
私は知らなかった、日曜美術館を見るまでは…、
あぁ、あの『歌麿』が、処刑されていたとは…、
新発見の、、『日曜美術館』…。
雨の日は、雨に打たれて…、
風の日は、風に吹かれて…、
天気の良い日は、陽差しを浴びて…、
七十三年の、日を重ね…、
歩き続けた、幾星霜…。
私も絵は嫌いではない、嫌いじゃないが…、
私の絵では、三文の値打ちも無い…、
三文の値打ちは無くても、絵は好きだ…、
下手の横好き、始末が悪い…、
足手まといに、なるばかり…