劇団暁 ヒストリー 2017/03/08

【三咲てつや著・楽屋つれづれ草より。】

『2005,07,18(月曜日)』

 この日は、一昨日の土曜日に収録したUHBテレビ『定山渓温泉を彩る劇団暁』が放映される日だ。そして17時55分。

『スーパーニュース』が始まる。

やがて18時15分。

ホストアナウンサーによる「さぁ今度は、定山渓温泉を彩る大衆演劇一座を紹介します…」の言葉で、

劇団暁の出番だ。最初は『三咲暁人』が活躍する『秋葉の子守歌』。

つづいて、夏樹の華麗な女形、春樹の立役、やがて夏樹・春樹へのインタビュー、酔いしれる客席が映る。

最後に夜の『ファンの集い』の様子が流れたが、とうとう、私の姿は映っていなかった。

〜ざんねぇ〜ん〜

この時の、『山渓苑』公演は、北海道新聞の記事とUHBテレビの放映のお陰で集客人数が、前年対比1000人増の大成功を収めました…。

劇団暁 ヒストリー 2017/03/07

【三咲てつや著・楽屋つれづれ草より。】

『2005年7月13日(金曜日)』

今日の北海道新聞の北海道版の3分の2の紙面に『定山渓温泉を彩る旅の一座』の文字が躍った。

我が劇団の活躍を紹介したのである。

紙面には、夏樹の艶やかな女形と、春樹の颯爽とした舞姿。名子役暁人君の可愛い舞台姿。

男優人が熱心に化粧する姿。そして感動の拍手をする客席の様子。

何より取材の中で力強い記事を書いてくれた、記者の『細川智子』さんの筆の力で、素晴らしい記事になっていた。

果たして、朝から『山渓苑』のフロントでは、予約の問い合わせや、山渓苑までのアクセツを尋ねる電話が殺到した。

また嬉しい事に、この記事を見たUHBテレビ(フジテレビ系)が、取材に来るというので、座員一同が色めき立ちました。

その事は、明日の、  〜このコーナーに続きます〜

劇団暁 ヒストリー 2017/03/06

【三咲てつや著・楽屋つれづれ草より。】

 三咲てつやが書いたエッセイ集三部作は、平成17年12月9日発行の、『楽屋つれづれ草』処女作がスタートでした。

その執筆に取り掛かったのが、忘れもしない2005年7月8日『金曜日』。

札幌市南区『定山渓温泉』の『ホテル山渓苑』の寮でした。

時は午前6時頃、外は、三日ほど続いた雨はあがっているが、窓を開けると冷たい風が肌を刺し、くしゃみをしながら書いた覚えがある。

微かに聞こえる程度のボリュームのテレビに、昨日、イギリスのロンドンで起こった同時多発テロのニュースが流れていました。

一段落ついて時計を見ると、朝の7時36分。

寮の3号室は、6畳と8畳と10畳ほどのフローリングで出来ていて、私はフローリングでこの『楽屋つれづれ草』を書いています…。